職業病

    荒業である　　梟です






　　垂直の岩肌をツタだけで登りきるのはハンターにとっては常識。だが梟さんクラスのハンターになると日記冒頭のＳＳのように垂直の岩肌に指を突き立て、「垂直腕立て伏せ」するのは常識だと言わざるを得ない




　　指や腕の力はもちろん、肩まで鍛え上げる事が出来るこの運動はＷＩＩフィットに次ぐ手軽な健康運動として近い将来全国の老人ホームに広めていく予定である。こりゃ忙しくなりそうだ




　　まぁそんなちっぽけな野望を持っている梟さんですがひとたび狩場に出向くと話は別である






　普段なら重そうな荷物を持って横断歩道をわたろうとしているババアの荷物をそっと奪い取り、


　

　　　　梟　　「おばあさん、この荷物・・・１２キロニュートンだね」




　・・と重さ測定してあげるほど優しい人格も一変し、鍛えぬいた肉体から繰り出す渾身の一撃を見舞う。モンスターにしてみれば横綱に全力で肩たたきしてもらうほど痛いに違いないのである






　　　これらの事から分かるように、ハンターが狩りのプロフェッショナルである以上「職業病」なるものが付きまとうのである。





　
　接客業のプロがついつい他人の前で作り笑いをしてしまうように、プロレスラーが「１・２」と数えられるとついつい肩をあげてしまうように、魚屋さんが普段は美声なのに魚を売る時だけガラガラ声になってしまうように、ハンターとしてのスイッチが入ってしまう瞬間があると言うことか



　　

　　　
　　　まぁ何が言いたいかというと要するに今日はものすごい眠気に襲われながらブログを書いている・・という結論に達する。これがブロガーのジャスティス






　　　もう慣れたよ・・・寝よう