恋は盲目

  　
　　嫌な時期になっちまったな　梟です






　毎週水曜の定期メンテが終わったと思えばハンターの聖地メゼポルタにこんな不吉なものが放置されている・・・俗に言うバレンタインとかいうイベントか、まったくハンターともあろう者が何を考えているのか。世も末だと言わざるを得ない




　　　東洋の島国「ニッポソ」のコトワザで※『恋は盲目』というものがあるそうだ



　
　　【※恋は盲目】　・・・・　英Love is blindの訳。恋は人を夢中にさせ、理性や常識を失わせるものだ。

 (　慣用句辞典　「あの世で俺にわび続けろオルステッドー！」　より抜粋　）



　
　　
　　命を懸けて狩りをする為に集まってきたハンターが恋などに目移りし盲目になるとは片腹痛しイテテテテー。正直に言おう、梟さんはバレンタインデーとクリスマスが好かんのである




　　愛だの恋だの、確かに「大切だ」と感じてる人は多いだろう。だがハンターには正に無用の長物、男だの女だのそんなことは関係ないのである。


　もし梟さんの前で「いや～ん、私こわいからベースキャンプで待機するね★」とか言う女性ハンターが居ようものならわざわざ海に潜って捕って来たばかりのバフンウニを全力で投げつけてやる。コメカミに。





　　狩りに行かなくて欲しい素材や武器防具が揃うものか。

　ハンターはやはり狩りに行かねばならない・・・バレンタインだと・・？リアルでやってくれと言わざるを得ないのである







　スロウス　「フフフ・・・沙璃那さんまだ動きが甘いですね」

　　沙璃那　「くっ・・・すいません」





　・・・おお！いいぞスロウスお前いつからそんなスパルタになったんだ。




　狩りに男女は関係ない、馴れ合いではなく味方の悪い所を指摘してあげるのもまた優しさ。それによって指摘されたハンターの生存率や狩り能力もＵＰする・・・これは我が猟団飛虎の理想形でもあるのだ

　　　梟　　　「スロウス、よく言った。愛や恋に流されてないようだな」

　スロウス　「フフフ当然です。バレンタインデーって何ですか知りませんね」




　　
　　・・・ちょっと見ない間にスロウスも一人前の漢（おとこ）になったもんだ、正直見直した。その調子でハンターの在り方を皆に知らしめてやるのだハハハ



　　

　スロウス　「では今日はこれにて離席するので狩人祭の登録忘れないで下さいね」

　　　梟　　　「ん？おお、そうかもう登録祭か。了解～お疲れ様」






　いや～しかしあのケツの青かったスロウスも大人になったね。

　しかもこの梟さん直伝の「脳筋魂」までキッチリ受け継いでくれてるじゃないか。。立派な団員を持って俺は幸せだよホント












　　しあわｓ・・・・　　　









　　　和鷹　　「・・・・梟さんアレは・・・」

　　　　梟　　　「・・・・言うな、行こうか」








　　恋は盲目か・・・恐ろしい言葉だ。



　見なかったことにしようと思ったが残念だ、すでに団員達が囲んでいる


　　　スロウスよ、お前の横には誰も来ない永久に。




　何故ならお前は明日俺の手によって死ぬからだ


　　　・・・・梟さんの悩みは尽きないのである