青春求人区

  求人区に来ている　　梟です





　普段は団員達と固まって街に居る事が多い梟さん。そりゃあいつも慣れ親しんだ仲間とクエに行くのは楽しいし、少人数猟団な事もあり団員全員のクセや攻撃ポイントも熟知している為、モンスターのひるみも計算しやすいので狩りもスムーズであると言わざるを得ない


　
　　
　　今日ログインすると団員はスロウスのみ。どうやら1人で求人区に突っ込んでいるようだが・・・




　基本、1人でも団員がログインしている時はなるべく団員との時間を大切にしたいと考える梟さん。スロウスも求人区に行ってることだし、しばらく別行動で求人区オンラインとシャレこもうか・・・ちょっと確認してみよう




　　　　　　の　・・・・　「ノ」　手をあげている挨拶省略の文字
　　　　　　も　・・・・　モッズヘアー
　　　　　　ひ　・・・・　百烈張り手　（Ｐボタン連打）
　　　　　　DE　・・・・　Dどうも、Eエドモンド本田です
　　　　　　み　・・・・　実りある狩りにしましょうお互いに




　・・・ということで梟さんも別の求人区に行く事に対してOKが出たようだ。


　頭文字だけとると某大リーガーの名前に酷似している感も否めないが、このご時勢どこで盗聴されているか分かったものではない。秘密事項は暗号にするに越した事は無いのだ。やれやれ困ったトルネード投法だよまったく




　　しかし求人区はやっぱりなつかしい匂いがするね。


　狩りが得意な人、苦手な人それぞれいるけど素材が欲しいって気持ちはみんな同じで自分なりに頑張って狩りしてる姿というのは美しいものだ。



　これがもしハンターではなく高校球児だったとしたらスカートの丈が校則通りの超真面目なマネージャーが放課後にタオルとか持ってきたりして


　　
　　マネージャー　　「・・・・はい、梟くん・・・」

　　　　梟　　　　　　　「あ、サンキュ、マネージャー。まだ残ってたの？」

　　マネージャー　　「うん・・・日曜日の決勝戦、絶対勝とうね」




　　　　梟　　　　　　　「そうだな。俺の肩がどこまで持つか・・・痛ッ」







　　マネージャー　　「無理しないでっ！私・・・試合より梟君のことが心配で・・・」

　　　　梟　　　　　　　「じ・・・ジャーマネ・・・俺、生まれ変わったら酸素分子になるよ」

　　マネージャー　　「え？それじゃ知らず知らずのうちに吸い込んじゃうじゃない」

　　　　梟　　　　　　　「キミが生きる為の力になりたいってことさ」

　　マネージャー　　「・・・梟君・・・・好・・き」




　


　　　アルメリア　　「梟さん、ふくろーさーーん」

　　ハッ・・俺は何を・・・
　




　　　　スロウス　　「どうしたんですかさっきからぼーっとして」

　　　　　　梟　　　　「いや、なんでもないんだ」

　　　　
　そういえば求人区を早々に引き上げて団員と狩りしてるんだった。狩り中に寝てしまったのか、疲れてんのかなぁ・・・・




　　　　　　梟　　　「スロウス、青春って何だろう」

　　　　スロウス　「俺は今が青春真っ只中ですから」
　
　　　　　　梟　　　「老後の？」

　　　　スロウス　「俺・・・２１です・・・」



　　　おっせーなお前の青春は。。