自分の殻

　　独身男性にのみ許される崇高な技「ふて寝」　　


　ふて寝をすることにより相手の言葉も聞かず投げっぱなしの状態のまま明日を迎える・・この技をいとも簡単に成し得る梟さんは女の子によく「最ッ低！」と言われるが残念ながら日本語が分かりません


　電話がかかってきても「梟はもう寝ました！」と言って一方的に切るのが鉄則であると言わざるを得ない


　　

　　　「ぴんぽーん」


　
　そんな梟さんのマイハウスに訪問者。ちなみに梟さん宅のインターホンには大量のマツヤニを塗っておいた。押したやつは上手に指パッチンが出切るようになっていることは言うまでもない


　
　　　　　　　梟　　　「はーいどちらさん？」

　　　　？？？？　　「ふくろうさん、クエいきましょー」



　　・・おっとーこれはスカートが似合うナイスレディ。どきどきしちゃうね！えーっとどちらさんでしたっけ




　すいません警察ですか？

　　　　変質者が家にのり込んできました殴っていいですか


　　
　　
　　仕方ないちょっと相手してやりますか


　
　狩りが大好きな飛虎メンバー。。欲しい素材があるなら徹底的に集めるという団訓は伊達ではない、斬って殴って撃ち殺す
　

　梟さんを含め団員達もぼちぼちと新武器防具を完成させ始め、試し斬りじゃーとばかりに連戦である



　　　
　　　　おっしゃー休憩すっか

　　　・・って笛の真ん中のポッチ触んなコラ、取れるだろうが

　



　　　　ピョン　　　「あーなんか美味いラーメンとか食いたいねぇ」
　　　
　　　スロウス　　「そういえばメゼポルタ広場にラーメン屋が出来たとか」

　　　　　梟　　　　「おっしゃ行こうぜ」



　　　　
　「オレタチ・・・クイタイ・・ウマイ・・・ラーメン・・・」

　　「あっちです」





　　
　　男３人でラーメン・・これはムサいと言わざるを得ない。だが狩り以外でも友情を深める・・・これぞＭＨである


　
　　　　スロウス　　「お、そういえば腕相撲とか団でやったことないですね」
　
　　　　　ピョン　　　「そういえばそんなのできるんだったねぇ」

　　　　スロウス　　「やってみますか？」

　　　　　　梟　　　　「断る」

　　　　スロウス　　「・・・・梟さん・・・逃げるんですか？」


　　


　　　　　　　　　で？　　　　


　　　　　スロウス　　「くっ・・・・だがピョンさんになら・・・」

　　　　　　ピョン　　　「俺？やったことないなぁどうやるの？」
　
　　　　　スロウス　　「初心者・・これはもらったも同然」


　
　　よーしピョン君頑張れ。どうでもいいが極炎の女王自重


　　　





　　　　　おっしゃー

　　・・・・ってどうやったらそうなるんだお前は・・


　


　　　　　スロウス　　「・・・」

　　　　　　ピョン　　　「・・・」

　　　　　　　梟　　　　「・・・」


　えーっとなんだろうこの重い空気。スロウスは自分の殻に閉じこもってしまったようだ

　　
　　　この殻をこじ開けますか？

　
　　　　　　　　　　　　はい
　　　　　　　　　　　→そっとしておく


　　団長としてここでひとつ優しい言葉でもかけてあげればよかったのか・・それは分からない

　だがスロウスにあえて言おう、カスであると！腕相撲なんかどうでもいいじゃないか、封印だ封印。。どうせ俺達は狩りしかできない性分なんだからサ







　　　・・ちなみに飛虎最弱はお嬢様育ちのＴィィ